商品説明文: | 世界中で11ヵ所のトラピスト修道院で造られるビールのひとつ。アントワープ郊外の美しい森に囲まれた修道院で造られる、黄金色のトリプルビール。フルーティーさとホップの苦味の絶妙なバランス。洗練された優雅な味わいが、世界のビール通に絶賛される。 親しい仲間やご家庭でシェアしたい時には大きめのボトルがおすすめ。 |
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原材料名: | 麦芽、ホップ、糖類、酵母 |
麦芽含有率: | 75% |
アルコール度数: | 9.5% |
賞味期限: | 瓶詰め後 2年 |
醸造所: | ウェストマール醸造所(修道院内) |
- トラピスト・ビール
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中世のヨーロッパでは幾度となくペスト等の伝染病が流行り、生水が飲用に適さなかったため、水の代わりに栄養価が高く、安全な飲み物として早くからビールが重宝されていました。
また「パンはキリストの肉」「ビールは液体のパン」という考えからキリスト教の修道院では盛んにビールが作られていました。トラピストビールは、全国にあるトラピスト会修道院の内11箇所のみで称号を許可され、醸造されているビールです。
トラピストビールの醸造所のうち6箇所はベルギー国内にあり、他はオランダに2箇所、オーストリア、イタリア、アメリカにそれぞれ1箇所ずつあります。トラピストビールの呼称は1962年にベルギーの貿易通商裁判所が承認し、法的に認められた物となっています。1997年にはトラピスト会修道士協会(ITA)が設立され、厳しい基準を満たしたビールだけがトラピストのロゴの使用を認められています。
基準には、
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- ビールはトラピスト会修道院の手によって生産及び、敷地内の設備によって醸造されなければいけない。
- 醸造所、醸造銘柄の選択等は修道院内のコミュニティーにより決定しなければならない。
- ビールの製造は収益事業でなく、利益は修道院の運営や援助に使う物でないといけないなどがあります。
- 現在のトラピストビールは、オルヴァル(Orval)、シメイ(Chimay)、ロシュフォール(Rochefort)、ウェストマール(Westmalle)、ウエストフレテレン(Westvleteren)、アヘル(Achel)、ラ・トラップ(La Trappe)、グレゴリウス(Gregorius)、スペンサー(Spencer)、ズンデルト(Zundert)、 トレフォンターネ(Tre Fontane)の11箇所です。